宅配ボックス設置時にあたって検討しなければならないことは?

リフォーム

アパート、マンションの人気ランキングで最近上位に顔を出しているのが「宅配ボックス」です。ネット通販が拡大するにつれ自宅へ荷物が配送される機会が増えています。しかしながら、ネット通販を利用する世帯は一人暮らしも多く、日中は部屋にいないことも多いのではないでしょうか。

マンションオーナーの立場から宅配ボックスの設置について考えてみます。

設置数、形状

まず考えなければならないのは大きさ、数ではないでしょうか。世帯数分の数があればいいですが、さすがにそれは場所、費用的に難しいため現実的な数字を考えていく必要があります。一般的には世帯数の20%程度が目安と言われています。大きさについても同様、大きなボックスであれば荷物の大きさにも制限が少なくなってくるため良いですが、そのぶん場所が限られてしまいます。

宅配ボックスの種類

開錠するための方式として「メカ式」「コンピュータ式」があります。メカ式は電源も必要なく、暗証番号をダイヤルでセットするのみのため設置は容易ですが。しかしながら宅配業者によっては暗証番号の誤りや、他の部屋へ不在票を投函するなどのトラブルが発生するため、使用できないところもあるようですので注意が必要です。

コンピュータ式の宅配ボックスでも「ネットワーク管理」と「自主管理」があります。ネットワーク管理はコールセンターで集中管理されており、トラブル発生時にも遠隔での対応が可能なものです。自主管理は電子キーであらかじめ部屋ごとに番号を決めておくものと、カードキーが配布されるものなどがあります。それらは配送業者が暗証番号を入力する必要がないため、トラブル発生の頻度低減が期待できます。

設置場所

基本的にはエントランス周辺ではないでしょうか。宅配ボックスに加え、集合ポストがあれば宅配業者も便利ですね。

まとめ

費用や手軽に設置できることを考えるとメカ式が有利です。暗証番号を誤って設定する、もしくは誤った暗証番号を不在票に記載するなどのトラブルをが避けられること考えるとコンピュータ式が有利です。

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