私は2017年3月までは某IT系企業(一部上場企業)の管理職として働いていましたが、現在は退職して専業大家となっています。
現在専業として食べれるほど安定した家賃収入があるのかというと、、、まだまだです。辞めたのはほとんど勢いでした。
これまでの投資歴
以前から株式や投資信託、FX等の金融商品の投資はおこなっておりました。投資歴でいうと20年近くでしょうか。かといってバリバリ売って買ってしていたわけではなく、ドルコスト平均法でひたすら買っていくという投資でした。
それでも投資年数が長ければそれなりに勝てる投資で、これまで累計1000万程度は投資してきたと思いますが、2倍にはなったのではないでしょうか。(正確に計算していないので分かりませんが・・・)
仕事の方もIT系で”はまりプロジェクト”のマネジメントをやっていて忙しかったこともあり、あまり時間を取られる投資はできませんでした。
一時期FXをやっていた時があるのですが、常に値動きが気になって仕事になりませんでした。結局リーマンショックの時に300万円ほどの損失を出して撤退し、その後に取り返せたのは1ドル90円あたりで仕込んだドル円が数十万の利益になった程度でした。
不動産投資へシフト
しばらくは仕事に集中していましたが、2016年初めあたりから不動産投資を始めました。
最初は区分マンションセミナーに参加していくつか投資物件を紹介してもらったのですが、物件自体はよいのですが利回りを計算するとさして利益が残らないので決断までには至りませんでした。
今思えばここで買えてなかったのは幸せだったのかもしれません。
そんな時ある区分マンションのセミナーで知り合った業者より、一棟ものの投資があるということを教えてもらい、その業者を紹介してもらいました。
一棟ものの業者が言うには、手出し資金0でアパートオーナーになれ、年間キャッシュフローも1000万以上は軽く超えるようになれるということを言われましたが、その時の自分には夢のような話しにしか聞こえませんでした。
しかし家賃から銀行借り入れや管理費を差し引いて計算すると、これまでの区分の比ではないじゃないですか!っととても興奮しました。結局のところ不動産投資は担保に対して融資がつけば借りたお金で物件を買うことができ、家賃で借金を返していくというスキーム。
俄然やる気になって色々な物件を探しまわりました。
方法としては楽待や健美家のサイトから気になる物件をピックアップして、全ての業者に連絡を取って会いに行くというところから始めました
建物をみても物件の良し悪しなんてよく分かりません。色々見ていればそのうち何かつかめるのかとも思いつつ、3ヶ月位はそのようなことを繰り返していました。
今思えばなんて非効率なことをやってたのかと感じます。本やセミナーで情報を仕入れることで時間の節約ができたはずです。
しかしながら当時は目の前のことで精一杯で、周りを見渡すことができていませんでした。
そんなこんなで活動を続けて1棟目を購入することができました。
1棟購入してからはリミッターが外れたように活動を継続しました。結局のところ2017年の3月末時点で5棟(68戸)/5億まで買い進めることができました。しかしながらもっと上手に買い進めていると低い金利でもっと融資額を伸ばすことができましたが後の祭りでした。
これからのすすめ方
これまで買った物件は地方物件も多く築古です。運営に力を入れないといけませんが、会社員をやりつつだと身動きとれなくなってきたため、思い切って専業になることにしました。
独立当初は高い空室率や突発的な修繕に苦労しましたが、なんとか乗り切ることができました。
そのおかげで様々なノウハウを身につけることができ空室率、経営状態は劇的に改善しました。
今後はもっと有利な借り入れに変更しつつ、更なる規模の拡大を図っていきたいと思っています。
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