エントランス照明で入居率アップを図るためのポイント

リフォーム

アパート、マンションのエントランスはその建物の顔と言っていいでしょう。入居者が毎日目にするものであり、入居希望者の第一印象もそれによって決まります。エントランスをバリューアップするための間接照明について考えてみます。

エントランスの構成要素を分解してみる

エントランスは大きく3つに分けることができます。

  • 門柱(エントランスポール)
  • アプローチ
  • 玄関

門柱は訪問者に建物の存在を示すための最初の構造物です。建物のテーマによって作り方が変わってくるでしょう。和風/洋風、クラシカル/モダンなど、オーナーのセンスを感じさせるものです。敷地の広さによっては門柱を設置せず、銘板で建物の存在を示すこともあります。

アプローチは建物の内部へ続く道を浮かび上がらせ、入居者を誘導する役割を持ちます。

玄関は建物の内部と外部を仕切る役割を持っています。

エントランスの構成要素毎の照明効果を考える

照明を使った効果は
  • 強調したい部分に光をあてることによって、建物の特徴を伝えることができる
  • 間接照明を使っては反射を利用するため穏やかな光になりやすく、陰影が浮き出しやすくなる。
  • 気分を落ち着かせたり、逆に気分を盛り上げたりすることができる。

これらの特徴を考えて、それぞれの構成要素にあてはめてみましょう。

まず門柱(エントランスポール)は訪問者や入居者に建物の存在を示すための役割を持っています。したがって門柱もしくは銘板がはっきりと認識できるよう「明るく」「くっきり」と照らすものがいいですね。

アプローチは建物への導線を示す役割を持っています。訪問者や入居者を誘導したい導線が分かるよう、玄関までの道筋を示すものがほしいですね。

最後に玄関ですが、訪問者や入居者は玄関を目指して歩いてきます。その時の玄関は建物のシンボルと言えるものですよね?シンボルをはっきりと見せるために、玄関ドア自体を照らす、足元を明るくするなどの工夫があると建物の価値向上につながります。

まとめ

夜の建物は照明の使い方で見え方が大きく異なります。

照明は構造の変更を伴わないので手軽にできるバリューアップ策です。

上手に使って投資効果を高めていきましょう。

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