マイホーム購入で失敗したくない人。不動産業界の本音を知っておこう

不動産投資
AstralniHorizonti / Pixabay

マイホーム購入の際には大きな借金を背負います。

失敗しないために知っておくべきことがいくつかありますが、

ちょうどよい本がありましたのでご紹介します。

もともとはアパート経営をしていく上で問題となる「空き家」の現状を調べていたのですが、

不動産業界の本音に関する記述でマイホーム購入当時のことを思い出しました。

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住宅ローンのワナ

15年前に4000万円の住宅ローンで家を購入しています。

大きな額の借金でしたが、35年の長期ローンにより、

それまで住んでいたアパートとほぼ同じ手出しで自分の家を購入することができました。

 

しかしながら賃貸住宅と異なり、自己所有の場合はいつでも売るというわけにはいきません。

そもそも買い手がつかないという場合もありますが、

多くは売却価格と住宅ローン残債を比較した時に、

住宅ローンが残ってしまうという問題があるからです。

 

当時はそのようなことはあまり考えずに購入してしまい、

後から色々な不安に襲われたことを覚えています。

不動産の値付けは適当?

この本では不動産の価格形成がいかに適当かというところに言及しております。

 

当時そのような知識があればもっと大胆に価格交渉をおこなったり、

新築物件だけではなく中古物件も検討し、

数千万円節約できたのではないかと思ってしまいます。

 

建物の価値は時間が経つにつれて減少する一方ですが、

外国ではリフォームすることで価値を向上させるという考え方もあります。

 

もっと自分の家に関心を持ち、

将来的な価値を維持・向上させるにはどのようなことが必要なのかを考えることができます。

 

空き家が多くなった日本も将来的には新築住宅の建築が規制され、

今ある建物を大事に使っていく方向にシフトしていく時が来るのではないかと思います。

買う前にしればものすごい価値がある

今回この本は空き家問題についての知識を深めるために読んだのですが、

現在の持ち家を買った当時を思い出しました。

 

あの時にこれらの知識を知っていれば、100万円以上の価値は優にあったかと振り返ります。

また新築物件ではなく中古物件を購入していれば、

数千万円の価値を持った知識になるでしょう。

 

まずは軽く読んで不動産業界の雰囲気をつかむことと、

日本の住宅政策についての興味を深めていくのにはいい本だと思います。

 

そのうえで興味が出てきた方面に本格的に調査をしていくことをオススメします。

このような知識は生きていく上で強力な武器となりえます。

これらのことを知らずに大きな買い物をするのは大きな損失ですので

納得のいくまで調べつくしましょう。

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