未経験者がアパート経営を始めようと思った場合、何から手をつけていいか分からないと思います。
私はサラリーマンの時にアパート経営を始めましたが、それまで全く不動産業界には縁はありませんでした。
こちらもどうぞ:私がアパート経営を始めた経緯
今となってはもっとうまく進めることができたと思うことはありますが、アパート経営は何と言っても情報と経験が重要です。
知っているのと知らないのとでは数百万円、時には数千万円で利益が変わってきますからね。
今回は情報収集の進め方についてお話しします。
本から情報収集
行動のとっかかりは本から得るのが一番効率的でしょう。
過去に同じようなことをした経験者が書いた本などは最も有効です。
著者の行動や考え方が一冊の本から学べるので、費用対効果としては抜群です。
様々な手法の不動産投資の本が出ていますが、満遍なく収集することで業界全体が俯瞰できるようになります。
以下のようなキーワードでそれぞれ2〜3冊程度チョイスしてみましょう。
- 一棟アパート投資
- 区分マンション投資
- 築古戸建投資
- 地方高利回り物件
- 新築アパート投資
- RCマンション、木造アパート投資
- サービス付高齢者住宅投資
また、セルフイメージを上げるためにもこちらで紹介している本を読むことをオススメします。
セミナーに参加して生の情報を
本から情報を収集してある程度の感じを掴めたら、実際に行動に移りましょう。
まずはセミナーですね。
無料、有料のセミナーがあるのですが、まずはハードルの低い無料セミナーでよいと思います。
不動産仲介業者が主催する無料セミナーが毎週開催されています。
楽待や健美家に随時掲載されていますので、ぜひ参加してみましょう。
無料セミナーで物足りないと感じたら有料セミナーでの情報収集や不動産投資スクールなども有効です。
今後のアパート経営を考えた場合、自己投資は多いに越したことはありません。
制約は時間だけですので、色々な情報を入手するよう行動してください。
仲介業者との面談を通じて自分の考えを固めよう
セミナー後に仲介業者の個別面談を設定しているところもあります。
最初のうちは申し込みに躊躇すると思いますが、慣れてきたら申し込んでみるといいと思います。
申し込むには住所や職業、勤務先や年収などの個人情報を開示する必要があります。
これらの情報を開示するのに抵抗があるかもしれませんが、今後アパートを購入するためには相手にも必要な情報です。
物件によって買える人、買えない人が決まってくるので、双方で無駄な努力をしなくてもいいように情報は正確に開示していきましょう。
仲介業者からすると売ってナンボの商売ですから、買ってもらわないと意味がないのです。
そのためにも、どのような物件を買っていきたいのかということを考えていきましょう。
選択肢としては先ほどの本の種類であげたように色々あります。
アパート管理に手間はできるだけかけたくないのか、手間はかかってもいいが収益を上げたいのか、長期で利益を出していくのか、短期的に売買益を積み重ねたいのかなど、色々な選択肢があります。
ここで自分の進め方がブレないよう、本やセミナーをとおした情報収集を元に考えを固めていきましょう。
おわりに
私がアパート経営を始めたきっかけは純粋に投資でした。
しかしながら実際に始めてみると、投資というよりは事業だという認識に変化し、それまで起業するかをモヤモヤしていたこともあり、一気に進めてきました。
しかしながら本来は事前にしっかりと学んで始めることが重要です。
アパート経営は投資額が大きいこともあり、情報を知っているのと知らないのとでは数年分の利益が変わる可能性が大いにあります。
そのためにもしっかり学んで失敗の確率を極限まで下げていきたいですね。
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