50代は自分の定年後のライフプランを考える時期。
これまで30年以上サラリーマンを続けてきたけど、いつかは定年退職で収入が途絶える時が来ます。
十分に貯金があり、年金だけで生活できれば何の心配もありませんが、多くの人は定年後も何らかの収入が必要です。
そのような人におすすめなのが不動産投資。
- 定年後に年金の不足分を埋める収益が欲しい
- 定年後も働ける事業を自分で作りたい
- これから不動産投資して間に合うのか？
不動産投資はサラリーマンの副業としても始められる事業。
しかし50代から始めても間に合うのか？という疑問もあります。
そこでこの記事では、50代のあなたがこれから不動産投資をはじめる場合、どのような戦略でのぞめばよいのかをご紹介していきます。
50代で直面する定年後の現実
年齢も50代になると定年後のことを考えないといけなくなります。
これまで貯蓄は十分だったか？
子供を育てたり家を買ったり、貯金できるお金が少なかったこれまで。
子供も成長して独立し、やっと家計が黒字になるのが50代。
しかも会社ではそれなりの地位にいるので収入は比較的多め。
そんな状況ですが、10年後にせまった定年を考えると安心してもいられません。
定年後の仕事、収入の不安
一番心配になるのは収入です。
年金だけだと2,000万円不足するという事実。
具体的には毎月5.5万円が不足するという試算がでています。
今後の物価上昇によって、さらに大きく不足するかもしれません。
これから貯金しようと考えても今の収入は55歳でピークを迎えます。
それから60歳までは一般社員の給与水準、65歳までは再雇用契約となりさらに減ります。
だとすると、定年後も引き続き仕事をして収入を得られたほうが安心です。
定年後にも収入を得る方法
定年後にも収入を得る方法は次の方法があります。
- アルバイトをする
- 自分のスキルを活かして事業をおこす
- 投資をして収益を得る
アルバイトをする
60歳や65歳になった人を正社員にする会社はないでしょう。
そうなるとアルバイトやパートタイマーとして働くことになります。
しかし体に負担をかける仕事は年齢とともに難しくなる現実。
そうなると警備員、コンビニのレジ打ち、ガソリンスタンドなど限られた職種しか選択肢に入りません。
そのような仕事は時給も安いし、なによりも楽しくありません。
自分のスキルを活かして事業をおこす
これまでの自分のスキルを活かして働き続けられれば最高に幸せですよね。
企業の顧問やコンサルタント、デスクワークであればクラウドワークスで受注するなど。
今はフリーランスで働く人も増えているので、スキルを収入に変えることも難しくありません。
投資をして収益を得る
それなりの資産があれば投資をして収益を得る方法も考えられます。
株や債券の平均的な利回りは3%ほど。
月5.5万円、年間66万円を得るには2,200万円の投資額。
変動の余裕を見て3,000万円ほどは欲しいところ。
そこまで資金がない方は不動産投資がおすすめ。
ワンルームマンションであれば1戸で月7万円の収入が見込めます。
年金の不足分を補填することを考えると、無借金のワンルームマンションが2部屋あれば安心。
3部屋あれば余裕です。
さらに1棟アパートを手に入れられると、収入の面はもちろんのこと、定年後の仕事にも困りません。
定年までのロードマップ
不動産投資（アパート経営）は一般にはあまり知られておらず、どうやって始めたらいいのか、どのようなリスクがあるのかなど、不安なことがたくさんあります。
しかし昔から資産運用の一つとして取り入れられているという事実が示すとおり、正しいやり方だと確実に収益が上がります。
情報収集
不動産投資の正しいやり方はその人の状況によって違ってきます。
しかし色々な情報に接することにより、自分にあったやり方が見えてきます。
そのためにも情報収集は欠かせません。
一番のおすすめは本です。
本屋で不動産投資の本を探してみると、意外と多く出版されていることに気づきます。
大きくは「不動産投資のやり方、理論」の本と「その人がどのようにやってきたか」の本に分類されます。
不動産投資のやり方、理論は是非読んで自分のものにしてもらいたい。
その人がどのようにやってきたかについては、やり方を学ぶというよりもメンタルや考え方を学ぶのにおすすめです。
その他の方法としてブログ、最近ではツイッターでも有益な情報を得られます。
自分一人では不安を感じる人はスクールで体系的に学ぶ方法もあります。
読むだけではなかなか身につかない知識や経験を、直接話しをすることでもっと身近に感じ、身につけることができるでしょう。
はじめは少額から
不動産投資は少額からはじめたほうがよいでしょう。
実際にやってみないと分からないことも多く、大きな投資だと致命傷になる場合もあるからです。
そのような事態を避けるため、失敗しても十分に挽回できるワンルームマンション投資がおすすめ。
さらにワンルームマンションを現金で買えるとほぼリスクが排除できます。
もちろん融資を使った購入もできますが、はじめはできるだけ融資額を少なくしてリスクを排除しましょう。
数年運営して経験することで、勉強するだけでは見えなかったものが見えてくるようになります。
お金を借りれる時に借りる
はじめは現金か少額の借り入れで始める不動産投資ですが、最終的には借り入れの力を使ったほうが効率よく稼げます。
購入する不動産を担保に銀行から借り入れするのですが、不動産の担保で不足する分は自身の収入も担保にできます。
そこで有利になるのがサラリーマン。
会社から毎月給料が支給されるので、会社の信用も考慮して融資額が決まります。
会社を退職して無職の人と、現役のサラリーマンだと借りられるお金の金額も異なります。
またこれまで不動産投資を黒字で運営していると、その評価も加わりますます有利になるのです。
まとめ
50代は定年後のライフプランを考えて実行に移すタイムリミット。
残された時間は少ないので、確実な方法で資産を運用しなければなりません。
そのような状況でおすすめなのが不動産投資。
少ないリスクで始められ、定年後も無理なく継続できます。
しかし時間がないとはいえ焦りは禁物。
業者のいうままに物件を購入していると、なかなか思うように資産は増えません。
どのような物件を買えばいいのか、どうやって運用すれば儲かるのか。
知識と経験を上手に身につけていきましょう。
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