もう雑草とはオサラバ! あなたのお庭がキレイな状態が保てる対策を教えます!

アパート管理
Hans / Pixabay

私のマンションでは50坪の庭があり、草むしりをお願いすると10万円程度(安いと評判のシルバー人材で!)かかり、草刈機での除草だと3万円程度の費用が必要となってきます。

建物管理費用としては結構な比重を占めてしまいます。

満室で月に80万程度の家賃を想定していますが、仮に2ヶ月に1回3万円だとすると2%程度の経費率アップとなってしまいます。

とても許容できる額ではないので、コスト削減をしつつ、お庭をキレイな状態に保つ方法を検討しましたので、この記事でご紹介します。

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雑草の除去

草刈り

まずは地道に草むしりからですね。

繰り返し使うのであれば草刈機で草を刈っていくのが一番ラクです。
マキタの草刈り機であれば他の機器とバッテリーが共用できるので費用を抑えることができます。
私の場合は生垣バリカンを持っているのでマキタ一択です。

しかし、草刈りは今回のみと考えているので「鎌」で対応します。
実際に鎌で草刈りしているところを見てください。(2分45秒あたりからです)
プロが刈るとものすごいスピードで草が刈られていきます。

背の高い雑草がなくなるだけでも庭がスッキリしますので、是非試してみてください。

雑草の根を除去

草刈りで雑草の表面を処理すればそこそこ見れる庭になりますが、数ヶ月後にはまた生えてきます。
ドクダミスギナなどは特に強く、根が残っていれば何回でも再生してきます。

雑草の王様のドクダミ。

根が残っている限り何回でも再生するスギナ。

これらを対処するためには根を掘り返す必要があります。
根を掘り出すにはねじり鎌が便利です。

範囲が広い場合にはネジリ鎌だと追いつかないので、鍬(くわ)で対応します。

根を除去するとしばらく雑草が生えてこなくなります。

除草剤の散布

除草剤を散布するかは周りの環境によります。

庭の周りに植物がある場合には避けておいた方がよいでしょう。また、子供が遊ぶような庭についても同様です。

そうでなければ除草剤を散布することで雑草が生えてくるスピードを遅くすることができ、労力・費用の低減につながります。

除草剤には大きく以下のタイプがあります。

  • 液状
  • 顆粒

液状タイプは雑草の葉から吸収させ、現在生えている雑草を枯れさせることを目的としています。
しかしあまりにも雑草が伸びていると相当な分量が必要となってくるため、ある程度草刈りを実施した後で散布すると効果的です。

顆粒タイプは地面に撒いて土に吸収させ、雑草が根付くのを防ぐことを目的としています。
雑草を大きく枯れさせる効果はありませんが、草刈りされて葉っぱが切りとられた雑草程度であれば枯れさせることができます。

顆粒タイプの除草剤は水分を含ませることで土に溶けていきます。天気の良い日が続くといつまでも土に浸透しないため、雨が降る前の日に散布すると効果的です。

雨が期待できない場合はじょうろなどで水をまきつつ土に浸透させましょう。

顆粒タイプの除草剤を散布する場合の注意点としては、除草剤自体が土に溶け込むので、枯らしたくない植物がある場合はその近辺に散布しないようにしなければいけません。

防草シートで長期間の対策

庭に雑草の種が飛んで来ることにより新しい雑草が生えてきます。

除草剤をまくことで一定期間は防ぐことはできますが、新しい種は次々に飛来してきます。除草剤の効果も3ヶ月から6ヶ月程度のため、新たな雑草が生えてくるとまた草むしりをおこなう必要があります。

そこで地面を日光より遮断し、全面をシートで覆うことにより、新しい種が飛来しても地面に根付かせないようにするのが防草シートの役割です。

防草シートは様々な種類がありますが、長期間使用することを考えるとできるだけ厚い生地で目が細かいものが望ましいです。

業者にも評判が良いのは以下のものです。

草むしりした地面を平面にならしたのちに防草シートを引きます。
引いた防草シートはずれないよう、ピンで固定します。

庭への砂利敷き

防草シートは頑丈にできているものもありますが、直射日光にさらされると徐々に劣化していきます。
耐用年数が長いものをつかってもせいぜい5年程度。
そこでさらに効果を長持ちさせるために防草シートの上に砂利やウッドチップを被せます。
ここまで対策を施すことで10年程度は雑草に悩まされることはなくなるでしょう。

防草シートを敷かずに砂利やウッドチップで地面を覆う方法もありますが、その場合、雑草の種が飛来して根付いた場合、雑草の除去がめんどうです。
その点、防草シートを敷いていると雑草が根付かないので手軽に対処できます。

砂利の種類も様々です。
見た目にこだわる場合、コストをできるだけ抑える場合など、予算との兼ね合いとなります。

雑草対策に使われるのは「砕石」と呼ばれるもので、細かい砂のようなものから大きな石までを含んでいるものが使用されます。大きさがランダムで尖っているため、石が固定されて地盤がしっかりと固まる特徴があります。

対して「砂利」の場合、均等な大きさで見た目は非常に良いのですが、いつまでたっても安定することはありません。

敷く量の目安としては1平方メートルあたり60kg程度となります。ホームセンター等では一般的に一袋20kg程度で売られていることが多いです。

 

賃貸アパートへの施工

管理しているアパートの庭の一部で施工しました。

実施前の写真では雑草があまり生えていませんが、冬に入る前に草むしりをしていたのでまだキレイな状態でした。

この状態で生えていた雑草をむしり、根起こしをして地中の根をできるだけ除去したのちに防草シート、砂利を施工しました。

面積としては10㎡程度であったため、砂利は600kg程度を敷いています。

これから夏にかけてまた雑草が生えてくる時期ですが、もくろみどおりになるかが楽しみです。

今回は横の通路のみだったので全て自力で実施しましたが、奥の庭のほうはさらに広いため、どのように施工するか思案中です・・・。

おわりに

雑草の除去から砂利敷きまで、庭をキレイに保つための対策をまとめました。

業者にお願いした場合、50坪程度の庭で30万〜60万程度の費用がかかるようです。
通常は資産として計上しなければならないので、所得税が増えてしまいます。
その年に費用計上するためにどうすればいいのか考察しましたので、参考にしてみてください。

防草シートの施工は減価償却資産になるの?法定耐用年数は?
事業に関わる経費処理は大きく2つの方法があります。 一つは一括償却資産としてその年に全て経費を計上する方法。 もう一つは減価償却資産として徐々に経費を計上する方法です。 では防草シートを施工した場合の経費はどのように処理したらよいのでしょう...

あまり庭が大きくない場合は自分でやるのもアリです。
大幅な費用削減となりますので、是非チャレンジしてみてください。

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