和室の扱い、困りますよね。入居者には人気がないので客付には苦労するし、退去時には表替えや畳の交換など、費用もそれなりにかかってきます。メンテナンスをおこたってしまうとノミやダニが発生することもあります。
そんな不人気な和室にオススメの畳があったのでご紹介します。
和室の畳をアピールポイントに変えよう
通常の畳は”い草”で作られていますが、ポリプロピレンで織られているMIGUSAという製品がセキスイより発売されています。製法に工夫があり、カルシウムを混ぜることにより”い草”の持つ吸湿性も兼ねそなえる製品となっています。カラーバリエーションも様々です。
主なメリットとしては以下のとおりです。
- 水拭きができる
- ノミやダニの発生を抑えることができる
- クッション性がある
- デザイン性がある
製品のラインナップとしては「畳表」「置き畳」「敷込畳」「ロール畳」があります。「畳表」はこれまでの畳とリプレースすることができるもので、手軽に取り入れることができます。「置き畳」はフローリングなどの上に設置するもので、賃貸物件の設備として導入するのは難しいでしょう。「敷込畳」はフローリングに埋め込む形となるので工事が必要となってきます。「ロール畳」は床にさっと敷いて使用するもので、主に持ち運びの用途で使用されるものです。
種類 | 主な特徴 |
畳表 | い草の畳表とそのまま交換できる。 |
置き畳 | フローリングなどの上に置くことができる。 |
敷込畳 | フローリングなどに枠を作成して埋め込む。 |
ロール畳 | 持ち運んで使用することができる。 |
メリット
退去時には畳の表替えや交換が必要ですが、MIGUSAの場合は傷などが入っていなければ清掃のみで費用を抑えることができます。頑固な汚れについてもクリーニングの技法があるそうで、そこそこ綺麗になっていくのではないでしょうか。(まだ退去が発生していないので実際のところは都度報告していきます^^;)
費用
今回はベーシックな「畳表」の「MESEKI(目積)」としました。一畳あたり1万3千円(設置費用込み)となり安くはありませんでしたが満足な出来上がりでした。これで早く埋まるといいな・・・。
デザイン事例
今回は色も無難な「アイボリー」としましたが、デザインを工夫すると色々できますね。
こちらも同じく「アイボリー」を敷いているパタンです。い草の畳と同じような雰囲気を出しています。
交互に配置することでアクセントとなりますね。
小上がりのスペースに設置した例。
シックな黒の置き畳です。濃厚なウッドの色ととても合っています。
黒・白を交互に敷き詰めるとまた雰囲気が変わって来ます。
まとめ
- デザイン性に優れているので入居者へのアピールポイントとなる
- ”い草”の畳と比べてリフォーム時の費用を抑えることができる
どうでしょう?
これまでデメリットとされていた畳をアピールポイントに変えることのできる「MIGUSA」。あなたも導入してみませんか?
コメント